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RAID のデータ復旧

壊れた RAID からデータを復旧するには

壊れた RAID からデータを復旧する作業は、高価かつ困難な作業になり勝ちです。 先へ進む前にこのページを良く読んでください。 専門家の助けが必要な場合、当社の RAID 復旧サービスをご利用いただけます。

最初に、問題の RAID がハードウェア ベースソフトウェア ベースかを確認してください。 両者の復旧方法は大きく異なります。

ハードウェア RAID の復旧方法

最初に確認すべきことは、RAID 自体のメカニズムに問題があるかどうかです。 問題がなければ、単純に通常のドライブでの復旧手順に従ってください。 次の原因によって発生する問題は RAID 自体の問題ではありません
  • ウィルス感染
  • [ディスクの管理] やその他のディスク管理ユーティティで行ったボリュームの削除、サイズ変更、再フォーマット、その他の変更。
RAID メカニズムに問題があると考えられる場合、RAID の機能をチェックし、適切な処置を施す必要があります。

データの復旧を不可能にする一般的な誤りを犯さないように注意してください。

ハードウェア RAID の稼動状態
状態 診断 提案
RAID コントローラ [ディスクの管理] Windows エクスプローラ
現在の状態は正常。
コントローラ エラーもディスク エラーもなし。
RAID 構成は最近変更されていない。
RAID は単一のディスクとして表示される。
ボリュームの構成は変更されていない (画面を参照)。
ボリュームをアクセスできない。またはアクセスできても見つからないファイルがある。RAID メカニズムは正常に機能している。
RAID とは関係ない問題と思われる。
通常のドライブ復旧手順に従ってください。
RAID は単一のドライブとして表示される。
ドライブ文字なし、または未フォーマット ボリューム。(画面を参照)。
RAID は単一のディスクとして表示される。
ボリュームが削除され、再フォーマットされ、サイズ変更が行われた (画面を参照)。
現在の状態は劣化RAID は単一のディスクとして表示される。
[ディスクの管理] には劣化(冗長性なし)は報告されない (画面を参照)。
ボリュームをアクセスできる。ディスクの故障によって RAID が劣化している劣化したハードウェア RAID の復旧手順に従ってください。
現在の状態は正常。
RAID が故障し、修復に失敗。
RAID は単一のディスクとして表示される (画面を参照)。 ボリュームをアクセスできない。またはアクセスできても見つからないファイルがある。 RAID が 壊れているRAID 再構築の手順に従ってください。
現在の状態は正常。
RAID の設定が変更されている。
現在の状態は正常。
ディスクの配置が変更され、ディスクの順番が変更された可能性あり。
RAID の状態はオフライン、非アクティブ、未定義などの異常を示す。
ディスクやコントローラのハードウェア エラーの可能性あり。
RAID が表示されない。 個々のコンポーネント ディスクが未フォーマット ディスクとして表示される場合がある (画面を参照)。 ボリュームにアクセスできない。

ソフトウェア RAID の復旧

最初に確認すべきことは、RAID 自体のメカニズムに問題があるかどうかです。 問題がなければ、単純に通常のドライブでの復旧手順に従ってください。 次の原因によって発生する問題は RAID 自体の問題ではありません
  • ウィルス感染
  • ボリュームが再フォーマットされた。

RAID メカニズムに問題があると考えられる場合、RAID の機能をチェックし、適切な処置を施してください。

RAID 0 はストライプ ボリュームとも呼ばれることに注意してください。

ソフトウェア RAID の稼動状態
状態 診断 提案
[ディスクの管理] Windows エクスプローラ
RAID の状態は正常 (画面を参照)。
RAID 構成は [ディスクの管理] で変更されていない。
ボリュームをアクセスできない。またはアクセスできても見つからないファイルがある。 RAID メカニズムは正常に機能している。
RAID とは関係ない問題と思われる。
通常のドライブ復旧手順に従ってください。
ボリュームが再フォーマットされている。
RAID 構成は [ディスクの管理] で変更されていない。
RAID の状態は 劣化している(冗長性なし) (画面を参照)。 ボリュームをアクセスできる。ディスクの故障によって RAID が劣化している[ディスクの管理] を使用して RAID を修復する。
現在の状態は正常。
RAID が故障し、修復に失敗。
ボリュームをアクセスできない。または、アクセスできても見つからないファイルがある。 RAID が 壊れているRAID 再構築の手順に従ってください。
現在の状態は正常。
RAID の設定が変更されている。
現在の状態は正常。
ディスクの配置が変更され、ディスクの順番が変更された可能性あり。
RAID が表示されない。 RAID を構成するディスク領域は通常未割り当てディスク領域として表示される。(画面を参照)ボリュームにアクセスできない。

RAID とは?

RAID (Redundant Array of Inexpensive Disks) は、性能と可用性を向上させるために、複数のディスクを大きな論理ディスクとして扱うものです。 RAID には多くのレベルがあり、そのうち、レベル 0 と 5 がここで扱うレベルです。

RAID 0 (ストライプ ボリューム) では、データがストライプに分割され、すべてのディスクに一定の巡回パターンで分散され、書き込まれます。 RAID 0 に 2 個の 20-GB ディスクを使用すると、1 つの 40-GB 論理ディスクができます。 冗長性はありません。 ディスクの 1 つが故障するとデータが失われ、復旧できません。

RAID 5 でもデータはストライプに分割されて、すべてのディスクに一定の巡回パターンで分散されますが、冗長性を持たせるために、パリティ データが付加されます。 RAID 5 に 3 個の 20-GB ディスクを使用すると、1 つの 40-GB 論理ディスクができます。 パリティ データはディスク 1 個分の領域を使用します。

RAID 5 はディスクが 1 個故障すると、冗長性を失い性能が劣化します。 この状態でも、故障しているディスク上のデータは残りのディクス上のパリティ データから生成できるため、RAID は機能します。

ハードウェア ベースの RAID

ハードウェア RAID はハードウェアによって実現されます。マザーボードで直接行う場合と、別個の RAID カードを使用する場合とがあります。 Windows は RAID 全体を単一のディスクと見なします。 個々のコンポーネント ディスクは RAID コントローラによって制御され Windows から直接アクセスできません。 下の画面のスナップショットはハードウェア RAID 0 の例です。

ハードウェアによる RAID 0

ディスク 2 (ドライブ D): このハードウェア RAID 0 では 2 個の 2.0-GB ディスクが単一の 4.0-GB ディスクとして表示されています。
(ディスク 0 と 1 は RAID とは関係ありません。)

ソフトウェア ベースの RAID

ソフトウェア RAID は Windows の [ディスクの管理] を使用して作成します。 Windows は RAID 全体と個々のディスクの両方に直接アクセスできます。 下の画面のスナップショットはソフトウェア RAID 0 の例です。

ソフトウェア RAID 0

ボリューム D: このソフトウェア RAID 0 (ストライプ ボリューム) は 2 個の 2.0-GB ディスクから構成されています。
(ディスク 0 と 1 は RAID とは関係ありません。)