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RAID 復旧で犯しがちな一般的な誤り

データの復旧を不可能にする誤操作をしないように注意する必要があります。 下の誤りのリストは長年の経験に基づいたものです。参考にしてください。 誤操作を行った後でも、当社の有料 RAID 復旧サービスを使用すればデータを復旧できる場合があることを忘れないでください。 復旧可能かどうかは誤操作の性質とその後に行った操作によります。

最も一般的な誤り
  • 劣化した RAID 5 修復中のエラー。
  • ディスクの 1 つに Chkdsk が実行された。
  • RAID 5 の初期化が実行された。
  • RAID 5 にするはずだった RAID を間違って RAID 0 に構成していた。

RAID 5 修復時のエラー

これが最も頻繁に見られる誤りです。 RAID 5 はディスクの 1 つが故障した後も 劣化 状態で機能します。 この場合は、故障したディスクを新しいディスクで取り替え、残りのディスクにある部分データから失われたデータを再生して RAID を修復する必要があります。 修復が終ると RAID は元の正常な状態に戻ります。

この過程で犯しがちな誤り
  • 故障したディスクの代わりに誤って正常なディスクを取り替えてしまった。 RAID は 2 つのディスクがオフライン状態では機能できないので、正常なディスクの 1 つが取り外されると RAID は直ちに機能を停止します。 この時点では、データはまだ File Scavenger で復旧可能です。当社の RAID 復旧サービスは必ずしも必要ではないかもしれません。 しかし、これ以上誤りを犯すとデータは復旧不可能になる恐れがあります。
  • 修復時に誤ったディスク数が指定された。 RAID の多くには予備のディスクが「ホット スペア」として組み込まれています。 例えば、ホット スペア ディスクを含む 6 ディスク構成の RAID は実際には 5 ディスク RAID です。 それを修復時に 6 ディスク RAID として構成するとデータが破損します。 この時点では、当社の RAID 復旧サービスによってデータを復旧できる可能性がまだいくらか残っています。 まったく復旧できなくなっている可能性もあります。

    RAID 5 で使用されているディスクの数は次の式によって算出できます。

    RAID 5 のディスク数 = (RAID の論理ディスク サイズ / 個々の物理ディスク サイズ ) + 1

    例えば、RAID 5 が 20-GB ディスクから構成されていて、論理ディスクのサイズが 60 GB であれば、それは 4-ディスク RAID です。
  • 修復過程が停電や人的エラーなどの外部イベントによって中断された。
  • ディスクの配置が変更されたため、コンポーネント ディスクが元の順番通りに修復されなかった。
  • RAID の修復でストライプ (ブロック) サイズが変更された。

ディスクの 1 つに Chkdsk が実行された。

Chkdsk は単純なアルゴリズムを使って破損したディスクからデータを復元する Windows のユーティリティです。 Chkdsk はユーザーが任意に実行することができるだけでなく、ブート時に Windows がディスクの破損を検出した場合は自動的に実行されます。 (Windows は chkdsk の開始を確認するメッセージを表示しますが、一定の秒数が経過するとユーザーからの指示を待たずに chkdsk を開始します。) Chkdsk は RAID を識別しません。 そのアルゴリズムは単純なケースでしか役に立たないので、 通常は、実行を避ける必要があります。

chkdsk にコンポーネント ディスクの修復をさせると、RAID のデータ パターンが破壊され、復旧不可能になるのが普通です。

RAID 5 の初期化が実行された

RAID 5 が誤って初期化された場合、すべてのデータが失われます。 再初期化は、すべてのディスクをゼロで埋めるので、通常何時間もかかります。 初期化が終ると復旧できるデータは何も残りません。

RAID 5 にしたつもりが間違って RAID 0 に構成していた

RAID 5 を構成したつもりが、間違って RAID 0 を構成していたというエラーは珍しくありません。 ディスクが故障して物理的に修理できない場合、RAID 0 には冗長性がないのでデータは失われます。