断続的に反応しなくなったりオフラインになったりするドライブに対するストラテジー
深刻なハードウェアの故障がなくても、ドライブがオンラインになったかと思うと断続的に反応しなくなったりオフラインになったりする場合、File Scavenger® にさえデータの回復が困難または不可能な場合があります。 良くみられるのは次のようなエラーです。
- 巡回冗長検査 (CRC) エラー
- セクタ、クラスタ、またはブロックの不良によるエラー
- ハードウェア タイムアウト エラー
- ドライブからのクリック音
このシナリオに対するストラテジーは回復を 2 段階に分けて行うことです。 まず最初にディスク クローン プログラム Disk Recoup™ を使って不良ドライブから空のドライブに生データを丸ごとコピーします。 次に File Scavenger® を使って新しいクローン ドライブからデータを回復します。
手順 1: 不良ドライブのクローンを空のドライブにコピー
Disk Recoup™を ダウンロードして、デモ モードで実行し、サイズが同じまたは上回る空のドライにクローンをコピーします。
Disk Recoup™ を使ってサイズが上回る空のドライブにクローンをコピー
クローン コピーが成功したら、ライセンスを購入します。 デモ モードはクローン コピーが成功するかどうかを見るために使用されます。 このモードではクローン先のドライブは暗号化されているため、ライセンスを購入しなければ使用できるようになりません。
暗号解除には不良ドライブを再びクローン コピーする必要はありません。 しかし、大きなドライブを暗号解除するには長時間かかる可能性があります。 回復を急ぐ場合、始めからライセンスを購入して、ライセンス モードで不良ドライブのクローン コピーを行う方法があります。
Disk Recoup™ は深刻ではないハードウェア問題を持つドライブをクローン コピーできます。 深刻なハードウェア問題を持つドライブは、データ復旧施設に送る必要があります。
手順 2: 新しいクローン ドライブからデータを回復する
再起動した後、Windows® エクスプローラから新しいクローン ドライブにアクセスできる場合、データを別のドライブにコピーします。 アクセスできない場合は、破損したドライブの手順に従ってください。
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