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RAID の設定

RAID の復旧には、次の設定値の一部あるいはすべてを知る必要があります。 File Scavenger® に間違った設定値を入力すると、復元されたファイルが対応するアプリケーションで開けない結果となります。 当社の RAID 復旧サービスをご利用いただくと、ほとんどの場合、すべての設定値を確認できます。

RAID の種類

RAID にはソフトウェア ベースのものとハードウェア ベースのものとがあります。

RAID のレベル

最も一般的に使用されている RAID のレベルは 0 と 5 です。詳しくは、ここをクリックしてください。

ディスクの順番

File Scavenger での復旧作業には RAID での構成順通りにコンポーネント ディスクをエミュレートするための情報が必要です。 ハードウェア RAID では、ほとんどの場合、ディスク番号の昇順に従っています (例えば、SCSI 番号 1, 2, 3, ...)。 ディスクがコンピュータから取り外されてしまって、元の位置がわからない場合は、すべての可能な組み合わせを試す必要があります。 ディスクが 2 個の場合は、2 つの組み合わせが可能です。3 個の場合は 6 つの組み合わせ、4 個の場合は 24 の組み合わせ、5 個の場合は 120 の組み合わせ、といった具合です。4 個以上の場合はすべての組み合わせを試すことは現実的ではないので、当社のRAID 復旧サービスをご利用ください。

ソフトウェア RAID では、順番が必ずしもディスク番号通りでない可能性があります。 すべての組み合わせを試す必要があります。あるいは当社の RAID 復旧サービスをご利用ください。

RAID 5 のパリティ巡回方法

RAID 5 ではパリティ データを生成することによって、ディスクの 1 つが故障してもデータが保護されるようになっています。 パリティ データはすべてのコンポーネント ディスク間で一定の巡回パターンに従って均等に分散されています。 主なパターンは次の 3 つです。
  • 前向き (NT 4 方式): Windows NT® コンピュータ上で作成されたソフトウェア ベースの RAID で使用されています。 Dell MegaRAID® と HP (旧 Compaq) のコントローラを除いて、これまでにテストしたコントローラの多くもこの巡回方式を使用しています。
    警告: これは一般的なガイドラインです。 各メーカーの RAID 5 のパリティ巡回方法は、通知なしに変更されることがあります。
  • 後向き: Dell MegaRAID® と HP (旧 Compaq) のコントローラで見られたパターンです。 (上の警告を読んでください。)
  • Windows 2000 および 2003 方式: 元々 Windows 2000® 以降を実行するコンピュータ上で作成されたソフトウェア ベース RAID 5 にはこのオプションを選択します。 RAID メーカーの中には Microsoft に従ってこの巡回方式を新しいモデルの RAID に適用して、すべてのコンポーネント ディスク間で I/O 負荷を均等化できるようにしているものもあります。

ストライプ (ブロック) サイズ

ソフトウェア ベース RAID では、常に 64 KB のブロック サイズが使用されます。ただし、カスタマイズした Windows を使用する NAS デバイスは例外です。 ほぼ 75% のハードウェア ベース RAID でも 64 KB がデフォルトのブロック サイズになっていますが、これは、ユーザーによって変更されている場合があります。 その他のデフォルト ブロック サイズとしては 1024 KB、32 KB、16 KB、8KB があります。 ブロック サイズが分からない場合は、当社の RAID 復旧サービスをご利用いただけます。

RAID ディスク領域の開始セクタの番号

この値の決定方法はハードウェア ベース RAID かソフトウェア ベース RAID かによって異なります。

ソフトウェア ベース RAID の開始セクタの番号

ソフトウェア ベース RAID ではコンポーネント ディスクの全体または一部を RAID に割り当てることができます。 ディスク全体が RAID に割り当てられている場合、最初のトラックと最後の数セクタを除いてディスク全体が RAID の領域として使用されます。 最初のトラックにはマスター ブート レコードが含まれています。 従って、RAID のディスク領域は第 2 トラックの第 1 セクタから始まります。 このセクタのセクタ番号は、1 トラックに含まれるセクタ数と同じになります。これは通常 63 ですが、IBM ディスク ドライブの中にはこの値が 32 のものもあります。File Scavenger® での RAID 再構築のときにこの値を開始セクタの値として指定します。 下の例では、2 個の Western Digital ディスク (2 と 3) が完全に RAID 0 に割り当てられ、ドライブ D として構成されています。万一 RAID が壊れて、そのデータを再構築する必要があるときは、開始セクタの値に 63 を使用します。

ソフトウェア ベースの RAID 0

画面のスナップショット 1: ソフトウェア ベース RAID 0 (D:) に 2 個のディスク (2 と 3) が完全に割り当てられています。

RAID のディスク領域の前に別のディスク領域が入っていると事態は複雑になります。 下の画面のスナップショットでは、ソフトウェア ベース RAID 0 (D:) がディスク 2 と 3 から構成されています。ただし、ディスク 2 の始めの領域はドライブ E として構成されています。このような場合、RAID ディスク領域の開始セクタを知るには、Microsoft® の dskinfo のようなディスク ユーティリティを使用する必要があります。

ソフトウェア ベースの RAID 0

画面のスナップショット 2: ソフトウェア ベース RAID 0 (D:) は 部分的に割り当てられたディスク 2 とディスク 3 から構成されています。

ハードウェア ベース RAID の開始セクタの番号

RAID コントローラの約 75% はすべてのディスク セクタを RAID に使用します。 そのようなコントローラでは、File Scavenger® で再構築するときに指定する開始セクタの値は 0 です。 しかし、コントローラの中にはディスクの始めの領域を構成情報の保存用に確保するものがあります。 従って、RAID ディスク領域の開始セクタは、確保された領域の後のセクタになります。 確保されるセクタ数はメーカーによって、さらに同じメーカーでもコントローラのモデルによって異なります。 確実にこの値を知る唯一の方法は、当社の RAID 復旧サービスを利用することです。他の設定値に関しても同じことが言えます。 これまでに見た特殊な値には次のようなものがあります。
  • 最初のディスクで 0、残りのディスクで 10 (例えば、HighPoint、Rocket 100)
  • すべてのディスクで 1024 (例えば、3Ware)