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回復対象のドライブに回復したデータを保存する場合


失われたデータの上書きを避けるためには、失われたデータが入っているのドライブに新しいデータを書き込むことは禁物です。File Scavenger® は、検索場所のドライブと同じドライブ文字を持つドライブに回復したデータが保存されないよう安全性チェックを行います。

回復対象のドライブがそのコンピュータの唯一のドライブである場合、ネットワーク上の共有フォルダを割り当てるなり、外付け USB ドライブやメモリ スティックなどで新しいディスクをインストールするなりして、新しいドライブ文字を追加する必要があります。通常、CD や DVD への保存には C ドライブが準備領域として使用されるため、回復の保存先にはできません。

ただし、データの一部あるいはすべてが回復不可能になるというリスクを承知の上で、どうしてもという場合には、この安全性チェックを無視することもできます。リスクの大きさは回復するファイルの合計サイズとディスクの空き領域の大きさに依存します。たとえば、40GB の空き領域を持つディスクで 2MB のデータを回復する場合、リスクは非常に小さいと言えます。しかし、1GB のデータを 2GB の空き領域で回復しようとすると、データのほとんどが上書きされて、破損したファイルしか回復できないことは、まず確実です。[安全性チェックを無視しますか?] テキストボックスに「Yes」と入力すると、安全性チェックを無視できます。


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